あぁっ、お嬢様っ！
歩くことも口をきくことも出来ない我家のお人形さん達に対して、私自身はこの人達の身の回りの世話を焼く執事役を任じていたのですが、世の中の動きが変わったのか、メイドさんの時代から一歩先を進んで執事さんの時代になったようです。（根拠なし）
メイドさん喫茶ならぬ執事喫茶が登場し、書店を覗くと「黒執事」（枢やな著 スクウェア・エニックス）などの執事マンガなど並んでいます。
ようやく時代が「日の名残」に追い付いたかと感慨も深いものがあります。
ゲーム屋に「君が主で執事が俺で」（みなとそふと）というゲームが出ていたので、さっそく初回限定版を手に入れました。（確信犯）
お屋敷のお嬢様にお仕えする執事の物語とのころでした。
私の場合、お嬢様と言えば瞬時に心に浮かぶのが白木葉子さん（「明日のジョウ」ちばてつや著）です。
多忙でなかなか始めることが出来なかったのですが、ようやくプレイし始めてみると、いささかくだけ過ぎた文体ではありますが、お嬢様と言うのは堂々としていなくてはならないという私基準をクリアしているようです。
久遠寺森羅お嬢様は威張っています。
ゲーム「月姫」の遠野家の当主・秋葉さんに似ていなくもありません。
ならば我家のお嬢様達の中で、正統派の「お嬢様」はと思い付き、さっそく写真を撮ってみました。
海の日ですし。
お嬢様たるものメイドを空気のように扱わないといけないと考えます。
メイドも自ら進んで自分のミストレスを敬愛する程に、たとえ年少であってもそれなりの威厳が備わっていてこそのお嬢様と考えます。
突っ張ったり力むこと無しに、物腰は穏やかであっても、凛とした空気を纏っていてこそのお嬢様ではないでしょうか。
それでいて親しみを感じさせる暖かさがあれば無敵と思います。
檸檬児
'2007-8-27