春は桃色
この画像はトップだったので、せめて明るく春っぽい気分を出してみました。
桃色ドレスはアゾン製です。ごくまっとうな少女らしい装いになりました。
ここからは内容的に桃色っぽい画像をアップしてみました。
これはボークス製の綾波さん。
綾波さんはケミカルっぽく漂白された清潔さの裏にリンパ液の饐えた匂いを秘めているようで、アニメの初回でシンジ君の手をベットリと血で塗らすシーンにゾクリとなりました。
まるでカサブタを剥いで匂いを嗅ぐような淫靡さを覚え、魅かれていきました。
常夏の陽に照らされて乾いた白けた海岸に打ち上げられた死んだ貝から滴る腐汁の甘ったるい匂いにふと引き込まれてしまった思いでした。
決定打はアニメの中で語られた「綾波の匂い」というセリフでしょうか。
ややこしい設定の方はともかくとして、本気で桃色アニメであったかと合点がいった瞬間でした。
インターミッションです。
上が淫靡系の桃色画像だったので、下には健康系桃色画像に切り替えようと思いますが、唐突なので花の画像を間にはさみました。
今年の千鳥ケ淵の桜です、お堀への坂の途中に植わっている桜の木を坂の上から見たので、木の中層部から枝ぶりを見た状態になっています。
こういう視点は木登りをして自分で幹から伸びた枝の上の位置までこないと見る機会はないものです。
ふと、自分が最後に木登りをしたのがいつだったかを思い出そうとしてしまいました。大人になってからは木に登ったことはありませんでした。
木登りをする少女、という存在は眩しく思えます。
やんちゃだったり、活発だったり、また勇ましくさえ思えます。記号扱いされるかもしれませんが、それでも木に登る少女には特別のものを感じてしまいます。
その意味で最近のアニメ作品では「神無月の巫女」第八話の木登り少女・姫宮千歌音と、彼女を慕いながらも木の下から見ているだけしか出来なかったお付のメイド如月乙羽との交流には感じるものがありました。
（何とか桃色なオチがつきました）
アナイスは初めて出会ったタイプの少女で、たいへんに魅かれてどうしても我慢できずに手に入れておきながらも、どう付き合ったらよいか分からなかった娘さんでした。
事実、昨年12月に我家に来て以来、なかなか表情が読み取れず、最近になってようやく付き合い方が分かってきたところです。
壮絶に密生した睫毛が目の上半分を覆って、それゆえに目の表情が読取りにくいということもありました。
光線の加減や構図や頭の傾き、こちらの視点のありようで、ようやく笑顔らしい表情も読み取れるようになりました。表情豊かな貴更や螢子ちゃんとは違って、そういう微妙な性格の娘さんもいるのだと、そういう付き合いをしていこうと思います。
ボークスの設定では荘園の貴族の娘ということでした。
貴族の少女なら・・・物憂い表情を見てみたいと煩悩が全段直結のロフチン・ホワイト回路化し（謎）、１日使っての撮影大会を行いました。
「物憂い」という情緒は高校生の頃に読んだ北杜夫さんの「幽霊」という小説で通奏低音として流れていたもので、ずっと心に残っていたものです。この小説のもう一つのモチーフが「少女」でした。（あくまで、俺視点です）
だらしなくなってもいけませんし、下品になってもいけないです。
春の陽気に物憂げに寝そべる少女を、エロにならないギリギリの視点でとらえてみようといどんだのですが、100M 以上も撮影してボツが大量に発生しました。（大苦笑）
もっと根気よく彼女とは付き合ってゆかねばなりません。
またまたインターミッションです。
もたもたしている間に長袖が似合わない季節に移ってきてしまったので、間に合ううちに急ぎアップします。
前回のDoll Show で入手した、謎の人形商人ＡＴＫさんによる手描きアイペイント・ヘッド作品です。
ボディーはオビツ、ドレスはアゾンのアンサンブルです。
背景は塩釜港で、港の２階のイタリア海鮮レストランから撮ったものです。
キツ目の凛とした少女の隙のない身ごなしの中に、薄手のブラウスからふと透ける肌の色にときめいてしまいます。
名前はまだ決めていません。
いかにも気の強そうな娘さんなので悪のお姉さんになってもらおうか、と思っていたのですが、いろいろ着せ替えたりポーズを取ってもらうと気品が感じられ、「お嬢様」というイメージに固まってきました。
・・・それにしても、「お嬢様」というと反射的に「白木葉子」と頭に浮かぶのはトラウマなのでしょうか。
この後に本番の桃色画像をアップしようとしたのですが、梅雨に入ってしまったので、別のテーマを思い付いてしまい、中断しました。
檸檬児
'2005-5-5