冬至祭
12月25日とはケルトの時代の古代ヨーロッパの暦では冬至の日であり、この日を挟んだ季節は悪霊が跋扈し死者や祖霊が現世に戻ってくる恐ろしい季節でした。
その恐ろしい季節が終ることを祈り、祖霊に供物を捧げて慰め、力を失った太陽が復活し悪霊共を追い払ってくれることを神に祈ったのが冬至祭です。
信じる神が何であれ、荒涼とした不毛の冬のさなかに、新たな活き活きとした季節の訪れを祈るのが冬至祭であったのだと思います。
冬至祭とは別に12月13日には北欧では光の聖女・ルチア祭が行われます。真冬に真っ白のドレスの少女達が火のともったロウソクを持ったり頭に飾って町を歩くのです。
寒さにふわふわ、もこもこのドレスの女の子も良いですが、シャキッとした白の布地の冬衣装は、何か「聖」なるものを覚えます。
そんなイメージを描いてみました。
（ルチア祭の写真の載っているサイトを見つけました。少女が身に付ける白い服としては、ベトナムの純白アオザイの女子校制服と双璧をなす人類の至宝だと思います）
アップが12月24日25日を避けたのは、キリスト教徒の人達にケンカを売るのを恐れた・・・ためではなく、単に多忙で間に合わなかっただけです。
他意はありません。
（１枚目の画像の背景が全てのいいわけをブチ壊しにしている気がしますが・・・気のせいです）
新年が明けたのに１枚目の画像のままでは暑苦しいので、爽やか版に差し換えました。
檸檬児
'2003-12-26