夏コミケ終了

　東京有明ビッグサイトで8/9～11に渡って開催された夏コミケットにて私どものサークルに来ていただいた皆様、作品をお求め下さった皆様、どうもありがとうございました。

　３日目のサークル参加の際にはほとんどスペースに座っておりましたが、野外は酷い日差しではあるものの風が吹いて気持ちよかったのに比べ、館内（東館）は日差しこそないものの風が動かず、湿度の高さにじっと座っているだけで汗が出て消耗してゆく状況でした。
　昼に東館と西館との間の芝生の広場にある日東紅茶の売店で、炎天下に名物・紅茶ソフトクリームを食べた時には生き返る心地でした。
（これは晴海コミケの頃からの個人的回復剤です）

比較的正しいお面の使用法

　コミケットの西館・企業ブースのアゾンでイベント限定販売されていた黄色い般若のお面です。
　普段の販売店では¥350 で箱に入って何が入っているのか分からないお面が、イベントの時だけ般若であることを表示して¥500 で売られていました。
　最初に考えたのは螢子ちゃんがお面をつけたシーンですが、イメージに合った状況を設定したいので後ほど追加することにし、仲良しコンビの貴更にまずつけてもらいました。

　螢子ちゃんは時々たいへんに怖い表情を浮かべることがあり、それがさらに神秘的な魅力を掻き立てます。
　撮影時には実際に目の前の彼女はそういう表情を浮かべているにもかかわらず、カメラではちょっとした方向の違いか、人間の目とレンズの画角の違いか、目とレンズの明るさの感度の違いかで、中々画像として再現するのが難しかったです。
（この画像に決定するまで50枚近く撮っておりますが、それでもまだ不満が残ります）

　この白いセーラードレスはアゾンの新製品です。さっぱりとしていかにも夏向きの清楚なドレスだと思います。
　どちらかというと気味の悪い写真が続いたので、さわやかに締めようと思います。
　スダレを前にした完全逆光で、いつもは使う前面からの補助光は使いませんでした。

　蛇足ですが、なぜ題名が「比較的正しいお面の使用法」かと言いますと、「比較的間違ったお面の使用法」というバカ写真を続けてアップして連作にしようとしたからです。
　上半身はエナメルのビスチェ、腰にはアゾン製赤天狗のお面をつけた貴更が、「風と木の詩」のジルベール風ドレスを着たシャルル君の首から伸びる鎖（鎖付き首輪は私共のサークルの頒布物）を掴んでポーズを取った構図を考えたのですが、実際やってみるとどうもしっくりとこないので没にしました。
　もっとシャレで済ませられるカップリングがあればよいのですが、マジになってしまうと面白くはありません。

同人サークル「瀬」

檸檬児

目次画面へ戻る '2002-8-14