虎は死して皮を残す、梅は散って
2003年４月27日に都立産業文化会館でお人形イベントのDoll Showが開催されました。
ゴールデン・ウィークには、このDoll Showの他に29日の大規模同人誌即売会コミック・レヴォルーション、５月５日の少年同人誌即売会ショタケット、創作オンリー同人誌即売会COMITIA、Doll's Party とイベントが重なり、財布のスロットル加減が難しいところです。
やや殺気立ったDoll's Party と比較してのんびり巡回できるDoll Showには、また別の味わいがあります。むろん、どちらの人形イベントも私は好きです。
Doll Show当日は人形が契機で知り合った方々とお話しできるのも醍醐味でした。
ただ、休憩所が館内に設けてあったのはよいことでしたが、スーパードルフィーが（個体の体積の絶対量の違いもありますが）圧倒的で、貴更と螢子ちゃんを連れていったのですが、出す機会があまりなかったのは残念でした。
画像は黒猫屋雑貨店さんで入手した梅酒壜漬け（醸造中）です。春の最初を告げる花である梅の季節も終わり、その次にあれ程ここでネタにした桜のことも記憶から消えようとしていた私をハッと足止めにした作品です。
実は同じテーブル半分で妄想隙間産業さんとジョイント参加しておいでで、妄想隙間産業さんの方でDRAGURA 赤ワイン入りグラスを入手した直後に目に飛び込んできたものです。
デカダンな趣向溢れるグラスと対照的な、懐かしい記憶を揺さぶるような作品です。て言うか、マジでおいしそうに見えます。（実際は透明樹脂ですが）
本物の青梅の出回る時期はあと少し先ですが、シャルル君のお屋敷で西洋人であるご主人様一家に楽しんでもらおうと、メイドのほたるさんがこの和風リキュールを漬け込み終った、という感じでしょうか。
檸檬児
'2003-5-1