ドールショウ・レポート

　貴更と螢子ちゃんはDoll Show に遊びに行きました。今回が10回目の開催なのだそうです。
　今日も開場前に見上げた都立産業貿易センターの３階の窓の向こうにはもう人影が動いています。（位置から言うとTOTOCO さんとノア・ドロームさんのスタッフのようです）
「１月13日のI-Dollの時と似た構図ですね」
「でも暖かさが違うわ。ツツジの花も開き始めたし」
「貴更さんもノースリーブでドキドキです」
「は？」
「あ、わたし、I-DollとDoll Show の区別がよく分からないんです。ワンダーフェスティバルやDoll's Party とはすぐ見分けがつくんですけれど」
「（なんか、はぐらかされたみたいな気がするな）確かに２つとも雰囲気が似ているわね。でも大きな違いがあるの。それはね・・・最後に教えてあげる」

　Doll Show は３階のフロア全てと４階の半分を使って開催されていました。
　開場前の行列にはバイオリンのケースを持った人が大勢混ざっています。禁酒法時代のシカゴだったらいっぺんにFBI からマークされるところです。
　マシンガンならぬこうして連れてこられた参加者ご自慢のお嬢さん、坊ちゃまですが、開場後の午前中に事務局からの館内放送で、通路が混雑時なので抱きかかえて歩かないようにとの注意事項がありました。スーパードルフィーの指先や大きな頭部は硬質な樹脂の塊ですので、やはり混雑時にトラブルが起こった弊害があったようです。通路がすいている時はむしろ微笑ましい情景なのですが、午前中の殺気だった買い手が往来している状況では仕方がないと思います。

　今回も私が会場で気になった人形や陳列の画像をアップしてありますが、言うまでもありませんが前回のI-Doll のレポートの時と同じく、撮影とこのレポートでのHomePage掲載は該当サークルさんの許可をいただいた上で行っておりますので、ご安心ください。
　また生身の人間の顔で人物特定出来そうな部分にはボカシを掛けました。