横浜オクトーバフェスト 2006/9/30
今年も横浜オクトーバフェストが9/29〜10/9の期間、赤煉瓦倉庫で始りました。
私は9/30（土曜日）に駆け付けるました。
雲の目立つ秋空の下に赤煉瓦倉庫前に巨大な白テントが貼られています。
白テントの外にも並んだテーブルでもう皆酒盛りをしています。
白テント前面に大きく掛けられた垂幕です。
去年と同じくこの白テントやその中や外の椅子、机は全てドイツの本場オクトーバフェストから空輸してきた本物です。
白テント横には地ビールや大手ビールのブースが並び、一番奥にはミュンヘンで600年の歴史を持つSPATEN （シュパーテン）のビールのブースです。
サーバーがズラリと並びます。
そのサーブの仕方が物凄い。
手前のサーバーの蛇口の下に金属製のスノコが走っています。
ジョッキを斜めにして蛇口から勢いよくビールを注ぎます。当然泡が多量に発生します。その上に溜まった泡を何度も下のスノコの上に流し（当然ビールも流れます）、ようやく泡が少なくなってなみなみ一杯になった外側びしょ濡れのジョッキを渡してくれるのです。
流れた分がもったいない！ と貧乏性にも思いますが、これがドイツ流なのだと思います。
今回は４種のドイツビールを売っています。
・シュパーテン・オクトーバフェストビア：ミュンヘンのオクトーバフェストの公式ビールで１日500杯限定とか。
・シュパーテン・オプティメーター：ストロングタイプの黒生ビール。
・シュパーテン・プレミアムラガー：世界初の元祖ラガービール。
・フランツィスカーナー・ヴァイスビア：小麦を使った白ビール。
種類ごとにジョッキの形が違います。ジョッキはどれも500ml 入りです。
最初にジョッキ代として1000円を払い、ビール代は各おかわりごとに別に代金を払って、最後にジョッキを返却所に持ってゆくと、最初のジョッキ代の1000円を返してくれるというシステムです。
まずノドの渇きを癒すべく、最初に公式ビールのシュパーテン・オクトーバフェストビアを頼みました。
ハタと途中でツマミが欲しくなり、近くのシュパーテンのブースでドイツの塩パン（焼き立てで熱い）を追加しました。
その時点で既にジョッキは空になりかけです。
上の１杯(0.5L)を呑んで人心地がつき、次にフランツィスカーナー・ヴァイスビアを頼みました。
これは上面醗酵小麦ビール独特の快い風味です。
ジョッキにプリントされているマークのアップです。
このスタイルは修道士でしょうか？
白テント内の様子です。右側のステージで楽団の演奏があるとのことですが、私が行った時には演奏はやっていませんでした。
演奏の代わりに地ビールの紹介やドイツ語クイズをやっていました。
白テント内にはビール以外にもドイツ・ワインもありました。
輸入代理店ニコラス・ジャパンのブースで貴腐ワインという表示が目に止まりました。（この時点でビール２本１リットル入ってます）
名前こそ知っていましたが、そんな上等なワインは味わったことがないので、思いきって試してみました。当日はフェア限定でグラス１杯１５００円です。
極甘口との表示に嘘はありませんでした。トロリとした口ざわりで、上等のデザートワインです
しっかりとした食事の後に楽しむべきものだと思いました。
デザートワインの後で順番は前後しますがちょっとしたツマミと辛口ワインを楽しみたくなりました。横浜ロイヤルパークホテルの出しているブースの中に目を引いたメニューがありました。
スペイン産の生ハムです。職人さんが丁寧に仕事をしています。
先ほどのニコラス・ジャパンのブースで辛口白ワインを頼んで一緒に楽しみました。
そろそろ帰ろうかと白テントから出ますと、外のテーブル群の横にソーラーパワートラックが停まっていました。
天板や横パネルにびっしりと太陽電池を貼り付けてあります。
このソーラーパワーの企業キシムラインダストリーもオクトーバフェストの協賛企業です。
このトラックの荷台に設置された大ディスプレイとスピーカーで白テント内のステージの様子をテント外のテーブルの参加者に観せています。
その電力を太陽電池で供給しているとのことです。
オクトーバフェスト会場横の赤煉瓦倉庫の中は洒落たショッピングセンターになっています。
ちょっと覗いてみたところ、オクトーバフェストの効果かお客が一杯でした。
次回もオクトーバフェストが無事に開催されることをと願います。
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'2006-9-30