ピンキー改造
着せ替えとは違う発想の、差し換えでイメージを変えられるちっちゃな人形シリーズ「ピンキー・ストーリーズ」は愛らしく、いろいろなキャラが揃ってはいるのですが、今のところ男の子がいません。
半ズボンにサスペンダーにネクタイ姿のいいところのお坊ちゃんが欲しいと思いましたが、無いので自分で作るしかありません。
この分野の先達の工夫を参考に、既存の部品にパテ盛りをして作ろうと思いました。
まず前髪からと、パテ盛りの邪魔になる塗装層を剥そうと、アクリル絵具溶解剤であるホルバインのストロング・クリーナーに１日漬け込んでみました。
大失敗です。
確かに前髪パーツに強固に塗布されていたペイントは奇麗に落ちました。
ところがその下の樹脂素材までが内部にまでストロング・クリーナーが浸透してグニャグニュに軟化してしまったのです。なんな軟弱な地盤にパテは盛れません。
おまけに何日放置しておいてもストロング・クリーナーの匂いが抜けません。
これでは塗装のし直しすら出来ません。
実は掲示板でその後、教えてもらったのですが、ピンキーの素材いわゆるＰＶＣでフタル酸エチレンを除いた物を使用しているようでミクロで見ると多孔質の構造を持ち、それゆえにまた瞬間接着剤がよく付くのだといいます。
そんな素材を強い浸透力のストロング・クリーナーに漬け込んだので、こんな状況になってしまったようです。
さらに別のかたから、ピンキーの塗装落としはアセトンを主体とした瞬間接着剤剥がし液をティッシュに付けて拭くだけで、すぐツルリと剥がれるとのノウハウを教えていただき、それを試すことにしました。
＜＜ 続きます ＞＞
同人サークル「瀬」
檸檬児
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'2005-6-13