お人形用のヘッドフォン
全指向性スピーカー用デフェーザーを製作していた時に、圧着端子を使った導電子がヘッドフォンっぽく見えました。
せっかく材料がありますので本当にお人形用にでっち上げてみました。
ヘッドフォン本体であるヘッドハウジングはＭ４ボルト用ローゼンワッシャです。
つるを取付ける部分はＭ４サイズの圧着端子です。これで同時にヘッドハウジングに厚みを持たせます。
つるは2mm 角の真鍮棒２本を曲げて使います。
ローゼンワッシャのヘッドハウジングの穴には内側からフジミの模型用デティールアップ金属メッシュを半球形に押し込んで、それっぽく見せています。
Ｍ４圧着端子をローゼンワッシャの裏に接着剤で貼り付けますが、その時に端子の接続部がメッシュの向きと直交するようにしておくと、仕上がりがきれいに見えます。
真鍮棒の表面にメタルプライマーを塗り磨いた真鍮表面のつやを維持します。
接続部に接続部保護チューブをかぶせて見栄えを良くします。
磨いた2mm 角真鍮棒２本を曲げて接続部に差込み、長さと曲げ具合を調整したら、エポキシ接着剤を接続部の穴に爪楊枝で少しずつ入れて固定します。
最後にイヤパッドをドーナツ型に切り抜いたフェルトや本物のインナーイヤフォンの交換用イヤパッドを圧着端子の裏に貼り付けます。
家具等のクッション用黒スポンジ・黒ゴムだと、人形のヘッドに黒い色が移染することがあるので気をつけてください。
我家の元気娘・つばさちゃんに掛けてもらいました。
結構ノリノリです。
同人サークル「瀬」
檸檬児
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'2009-5-26