CFE2005年11月27日

　11月26日（土）・27日（日）の2日間、台東区上野・御徒町の“ギャルリーK”で開催された『CUSTOM.FIGURE.EXHIBITION.2005』です。
　私が気になった作品のみを「つまみ喰い」的にスナップショットしたもので、この倍以上の作品が展示されていました。

可動タンク

　1/6サイズ全金属製ラジコンタンクの砲塔部の２名。
　この戦車兵が内蔵モーターのギミックで左右を見回し双眼鏡を持った右手を動かしています。

　この凄まじい人形の仕上げのクォリティー！

　この機銃も左右に動いています。
　しまった！　全体像を撮るのを忘れていた！

突入直前

　構図の見事さに思わず感銘しました。

少年兵

　絶望的な状況の元、マリア像の下に座り込み力なく十字架を握って虚ろに空を見上げる少年兵。

　少年兵の姿を後ろに護り、「糞ッ垂れがぁっ！」との吼え声が聞こえてきそうな古参兵の雄姿。
　坊主、頑張れ。足元の猫さんも闘志剥き出しで身構えているぞ！

闘う獣

　静かなポーズなのに猛獣に対面しているような凄みを覚えました。
　えぇ、怖いです、これ。

歩哨

　じんわりと手や襟元を濡らし、靴に染み込む雨の冷たさが伝わってきます。

　雨ガッパの表を濡らし、したたり落ちる雨水の表現！

　地面に落ちて跳ね返る一面の雨滴。

　作者さんのコメント。
　コメントが不要な程にこの作品は何とも言えない気持ちを味わわせてくれます。
　もはや、「1/6 ドールを素材に使った彫刻作品」との言葉が思い浮かびました。

大脱走のバイク

　あの映画で鉄条網を飛び越えようとしたバイク。

　失礼ながらこの作品では人形の方は主役ではない、と感じました。（本当に失礼な）

　エンジン部分アップ。あぁ美しい。

　作者さんのコメント。いや、私もドイツの旧バイク・プラモがもっと出て欲しいです。

ラスト・サムライ

　ギリッと足に体重を掛けて押さえ込んでいる動きが伝わります。

　作者さんのコメント。ヘッドもフルカスタム！？

公園風景

　合作（？）による、のどかな公園の風景です。
　壁の指名手配ポスターが笑えました。

　その隣のベンチの風景。少女の脚の間の猫さんが平和な雰囲気です。

　元気な少年の乗っている自転車がとてつもなくカッコいいです！
　フレームの熔接の様子から、これも当然カスタム制作だと思います。

戦場

　数名のクリエーターさん達による合作とのことです。戦場での各キャラクターの役割から性格までが伝わってきます。

ダイナー

　静かな情景です。
　二人は長年の知り合いのようです。

　「元気してたか」、「まぁね」などといった語らいなのでしょうか。

　スツールで靴を半脱ぎに引っかけているところが、何とも言えないくつろぎを感じます。

　俯瞰です。大変にきめ細かく作られた情景にはもう手放しで感嘆です。

同人サークル「瀬」

檸檬児

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